イケメンすぎる、君が好き。

葵がきょとんと目を丸くする。

「?」

「俺に任せとけって!」

好きな子に重い荷物なんて持たせられるか。

ここは俺がかっこいいところを見せる番。

俺は意気揚々と段ボールを持ち上げ――

「……っ?!」

重っっっっ!?

腕が一瞬で悲鳴を上げた。

なんだこれ。

鉛でも入ってんのか?

「……。」

いや、持ち上がったよ?

持ち上がったけども。

「遥?」

葵が心配そうに覗き込んでくる。

「っ、いや!余裕余裕!」

ここで「重すぎて無理!」なんて言えるか。