イケメンすぎる、君が好き。

「はい。」

きちんと揃えられた束を、一年生へ差し出す。

「焦るよね。でも大丈夫。

こういうこと、私もよくしちゃうんだ。枚数、一緒に確認しよっか。」

「は、はい……!」

「.........19、20。

よし、大丈夫。全部あるよ。」

安心させるように微笑む。

その笑顔を見返す女の子の目には、涙が浮かんでいた。

「ありがとうございます……!」

「全然。頑張ってて偉いね」

そう言うと、女の子の頭をぽんぽんと撫でた。

「ひゃっ......」

女の子は顔を真っ赤にして立ち去り、葵はそれを見送る。

(頭ポンポン......!?俺もされたい!!!)

何気ない仕草まで絵になるから困る。

「……。」

一部始終をぽかんと見ていた俺は、静かにため息をついた。

「……やっぱかっけぇ。」