イケメンすぎる、君が好き。

だってしょうがないだろ。

葵からの"大好き"が俺に向いてるとか。

今日だけで俺、積んだ徳どれくらい消費したんだろ。

「っ、あはは」

颯汰が肩を震わせて笑っている。

「ほんと幸せそう。」

「幸せ。」

「即答かぁ〜」

そのとき、人だかりの向こうで葵がこっちを見た。

ばちっと目が合う。

すると葵は小さく笑って、ひらっと手を振ってくれた。

…………。

………………。

「まーた止まった。」

「止まったねぇ〜」

颯汰と美優の声が重なる。

「今の見た?ねぇ見た?見たよな!?」

二人の腕をがしっと掴んで揺さぶった。