「乃愛ちゃん!さっきのスピーチ、めっちゃ良かったよ!!」
「雪平さん、本当にかっこいいよねぇ……」
「ふふっ、皆が温かく見守ってくれてるお陰だよ…!」
ホームルームや学活が終わって、今は少しの休み時間。それなのに、クラスメイトが私へと駆け寄ってきてくれたのだ。
机を取り囲んでまで言ってくれる嬉しい言葉に、私も笑みがたっくさん零れる。
優しい人達ばかりだから、この学校が本当に大好きだ。
私は雪平乃愛。
恐れ多くも…この学校で、生徒会長を務めさせてもらっている。
最初は「忙しそうだし」なんて思って立候補をやめていたけれど、友達に推薦をしてもらい…有難いことに生徒会長に就任した。
友達を裏切らないためにも、この学校をより良くしていくためにも…私なりに頑張ってやっている。
だからこうやって褒められるのは…本当に嬉しいし、私の活動の糧になるんだ。

