生徒会長は、今日も甘さで人を助ける。




「わかりました、受け入れます」

「!本当か―――」

「ですが」



私は先生の言葉を遮って、そう言う。

まさか遮られるとは思っていなかったのか、先生は目をまんまるにした。



「私も、無理強いさせたくないです。だから…本気で無理だと思った場合、引き下がります」



私は先生を真っ直ぐ見つめ、そう宣言した。



昨日の態度を見て…すぐさま心を開いてもらえるとは、到底思えなかった。

私が介入することで、更に学校が嫌いになってしまう可能性だってある。



任せられた以上、やり切りたいけど…
出席するかは、氷室くん次第だ。



「…わかった」



私の強い意志を感じ取ってくれたのか、先生は納得してくれた。





そうして…
生徒会長としての最後の大仕事が始まったのだ。