夏と君



「アヤトくんはもういいの?花火」


「おーう、さくがしないならしなーい!」




「え!?私なんかどうでもいいよ、しなよ~!」


「どうでもよくないから、いーの!」






「そんなことよりもさく、空見て!」






彼に言われたとおり空を見た。




「わあ~!きれ~い!!」




夜空いっぱいに綺麗な星が広がっていた。





「「あっ!流れ星!!」」




彼と言葉が、声が重なった。




どこかおかしくて、2人して顔を合わせて笑いあった。




「俺とさくだけだな!流れ星みれたの!」


「うん!私、初めて見た!!アヤトくんは?」



「俺は2回目。リコと初めて会った日の夜、
あの日、最初で最後の流れ星だと思った。」





リコちゃんと初めて会った日...?

生まれたときから一緒にいたんじゃないの?どういうこと?