結局、律先輩もリビングに居座ることになった。私がキッチンでメロンを切っている間、リビングからは不穏な沈黙が流れている。「……優、お前さっきからつむぎちゃんのこと見すぎ」「見てない。ただの視線の置き場だ」「嘘つき。耳、赤いよ?」「うるさい、黙れ」無愛想を貫こうとする優と、それを楽しそうにいじる律先輩。私の家なのに、全く落ち着かない。