目立ちたくない地味子ちゃんは、冷徹会長に遊ばれて。

「手伝う? 笑わせんな。お前、午前中もクラスの雑用をヘラヘラ引き受けてただろ」


西園寺くんの言葉は、いつもオブラートに包まれていない。直球すぎて、私の胸に深く突き刺さる。



「ヘラヘラなんて、してない……」



「断れよ、少しは。なんでお前はいつもそうやって、他人の仕事まで背負い込んでボロボロになってんだよ。見ててクソイラつく」



「会長、さすがに言い過ぎです」
「そうですよ、つむぎ先輩が可哀想です!」 


蜂屋先輩と小鳥遊くんが慌てて止めに入る。
けれど、西園寺くんは二人を鋭い視線で黙らせると、さらに私へと一歩を踏み込んできた。