「はぁっ、、、」
「海斗、、、!」
「ありがとね、サラちゃん、連絡くれて。」
咲桜の顔色が悪い、震えていて、泣いている。
「なにがあった?」
震えている咲桜の腕を掴むとさらにビクッと体揺れる。
「咲桜!オレだよ、海斗だよ。」
「海斗…?」
下を向いていた咲桜がゆっくりと顔を上げる。
「海斗だ、、、ごめん、、、」とまた下を向く。
「明日香ちゃんが学校の前で待ってて私が気づいた時には遅くて、
海斗、咲桜ちゃんのこと守れなくてごめん。」
サラちゃんがこうなった状況を説明してくれた。
サラちゃんはかなり落ち込んでいて気に病んでいる様子だった。
「ううん、そんなことない、サラちゃんありがとう。
サラちゃんと一緒じゃなかったらきっとまた、、、
だからいてくれて良かった。」
「うん、明日香ちゃんに腕掴まれて、パニックになって、
私慌てて二人を引き離して、、、
だからなにも言われてはいないんだけど…」
「そっか、咲桜のこと送って帰るよ。」
「サラちゃん!気に病まないでね。
まさか待ってるなんて誰も予想できなかったよ。」
「うん、じゃあまた明日!」
サラちゃんが帰っていく後ろ姿を何も言わずただただぼーっとみつめている咲桜。


