🌸さくらのねがい🌸



学校の近くの公園のベンチに座ってもらった。



「はぁ、はぁ、」と苦しそうな咲桜ちゃんの手を握ることしかできない。


「サラちゃん、ごめんね、ごめんなさい、、、」彼女は私の手を強く握り返す。



どんどん顔色は悪くなっていく。



私はまたあの人を頼ってしまった。私だけじゃいつも助けることができない。




あの日、約束したのに。
明日香ちゃんと飯田くんに咲桜ちゃんは傷つけられて、心も体もボロボロになった。

罵声、暴力で傷つけられていることに気づくことができなかった。



咲桜ちゃんまで居なくなりそうだったあの日、初めて知った。



「咲桜ちゃん、生きてて良かった。咲希ちゃんたちの分まで生きよう。
私が一緒に手伝う、助けるから、居なくならないで…」



そう約束したのに私はまた、、、






「海斗、助けて、咲桜ちゃんが、」


「え、今どこ?」


「___公園にいる」


「わかった。直ぐ行くから待ってて。」




本当にすぐに海斗は来てくれた。