「いつから仲良いの?」
「家が隣同士の幼馴染でいつからとか覚えてないんだよねー。
もちろん幼稚園から今までずっと同じ。」
「宮下さんっていつもどこか悲しそうな目してる。」
「うん、家族がいなくなってからだね。
___町であった交通事故覚えてる?散々テレビで報道されてたやつ。」
「そうだよな、やっぱり。」
「やっぱり知ってるよな。あれだけ報道されてて知らないわけないよな。
あの日から壊れてしまって危なかっしくてみてられない。」
「なあ、海斗、宮下さんって可愛いよね。」
「え?」
「眼鏡、外したとこみた。」
「いつ!?」
眼鏡を外すことなんて殆どない筈なのに、嫌がる筈なのに。


