嫌われ者、No.1目指して努力中!

翔也さん達と会話した次の日

私は、生徒会室で1人策を練っていた

…まずは不調の原因を突き止めないと…。

大会に毎回着いている人…?

それとも、彼らのそばに居る人…?

頭を捻って考えていると、「結音ちゃんっ」と声をかけられる

この声は…、と頭を上げると、そこには乃蒼くんがにこにこした笑顔で私と目を合わせた

「どうかしたの?」

「…この前話した演劇部。
私は廃部にさせたくないって思うの。
だから、過去の出来事の原因と、その対策をできる機会を考えてて…」

「へぇ〜」

「…でも、そう簡単に機会はないよね…」

そんな好都合な…

「それがあるんだよねぇ〜」

「えっ?」

すると机に肘をつき、「ふふっ」と頬杖を着いて笑う乃蒼くん。

「ほら、結音ちゃんもよーくしってる…
この学園の名物行事っ」

「…あっ!
創立記念日!」

「だいせーかいっ!」

創立記念日…!

通常の学校なら、創立記念日で休校にする場合が多い。

でもうちの学校はそれにプラスされ、〘 お披露目会 〙が存在する。

お披露目会は通常、運動部や文化部の功績を称えたり賞を与える場面

普通はただ表彰を見ているだけで、生徒たちからの不満も少なからずあった。

その対策を雅達も考えてたし…

もし" あの制度 " をこの場所で加えればどうなる?

「…ふふっ」

思わず笑みがこぼれる

「あ。
なんかいいこと思いついちゃった顔じゃない?」

乃蒼くんに言われ思わず「そうなの」と答える

早速雅達に相談しようっ…!

「ありがとう、乃蒼くんっ…!」

「いいよいいよ〜っ!」

私は急いで、パソコンに資料をまとめた

「…何事もなければいいけどね。」

そんな不穏な風が吹き始めていることも、知らずに─