嫌われ者、No.1目指して努力中!

──放課後

「じゃっ
速水、結音まったねー!」

「おー。」

「…」

「いつまでそうしてるつもりだ?」

「雅達、絶対面白がってるじゃん。」

「まぁ実際そうだからな」

「雅達、絶対許さないから。」

「…」

「…なあに?」

じっ…と見つめられて、思わず聞き返す

変なこと言ったかな…?

「いや…お前、言うようになったな」

「…みんなの影響だから。」

そういえば、そうかも。

今まではこんな事言わなかったし、正直、私もなんだか心が落ち着くって言うか…。

まぁ言う人がいなかったっていうのもあるけどね…。

あれ?

でもそう考えるとなんか虚しくなってきたんだけど…。

「ハハッ」

「えっ」

わ、笑う要素あった…?

「はー…
ほら行くぞっ!」

「わっ!
ちょ、ちょっと待ってっ…!」

グイッと腕を掴まれ、瑠唯と共に教室を出る

この時は気が付かなかった

悪意のある視線に──。


「「「「…。」」」」