嫌われ者、No.1目指して努力中!

──翌日

「結音、おはよ〜っ!」

「理久、おはようっ」

理久はグループ課題の時をきっかけに、理久から話しかけてくれたりしてくれるようになった

友達が人生で2人もできるなんてっ…!

想像しただけでも感動で泣きそうっ…!

(友達1号:瑠唯
友達2号:理久)

そういえば…

雅達も友達…って事でいいのかな…。

友達の定義が分からない…

今度あったら聞いてみようかな。

すると校内放送のチャイムが、賑やかだったはずの教室に響き渡った

ピンポーンパンポーン

「" 生徒会長の一条雅です "」

「「「「きやぁぁぁぁぁ!!」」」」

キーーーンッ

甲高い叫び声に思わず耳を塞ぐ

せ、生徒会が挨拶をするだけでこんなになっちゃうの忘れてたな…あはは…

「" 生徒会からお知らせがあります。"」

お知らせ…?

一体なんだろう…?

チラッと瑠唯の方を見ると、凄くニヤニヤしていた

な、なんか今までで1番楽しそうな顔してるんだけど…?

「"生徒会に2年 A組 如月 結音 が加入することとなりました事をお知らせ致します "」

「え。」

「「「「えぇぇぇぇぇ!!!?」」」」

「" 以上で、生徒会からのお知らせを終了致します "」

困惑に包まれた声が上がる中で、放送の声だけは凛とした声を響かせていた

こ、この前みんなが言ってた『あれ』ってこれの事…!?

流石にこれはっ…!

ハッ!

遠くに居る女の子達からの視線がっ…

しかもなんか殺されそうな視線が混じってるのは気がするのは気のせいかな…あはは…。

「どうだ。
面白いだろ?」

私の席に来て、ニヤニヤと笑う瑠唯

「全然面白くないっ!」

ギャッ!と反論しても、瑠唯の機嫌は上々。

何も聞いてはくれない

知ってたら止めてたのに…。

「結音、凄いじゃん!
生徒会メンバーなんて!」

「理久までぇ…」

2人とも、なんでそんなに嬉しそうなのっ!

「いつ入ったの?」

「1週間くらい前…かな」

「へー!」

でもこれで生徒会に入ったって事が、全校生徒に知れ渡ったことになる。

生徒会は基本、実力主義の組織

その実力派なメンバーが集まった生徒会に入ったと知れば、エスカレーター式に私の実力が生徒会に認められた。と実質全校生徒に宣言した事になる。

…そういう意味では、正解なのかな…?

うーん…と考えていると、理久がぽつんと呟いた

「にしても結音凄いよね。
" 女子禁制 "の生徒会に入るなんて」

「へっ?」

「あー
そんなのもあったな。」

そんなこともあった、って…!

だから女の子達に殺気で睨まれてるのっ…!?

「瑠唯っ…!」

聞いてないっ!

「忘れてた。
つーか、それは勝手についたやつだから気にすんな」

気にするなって言われてもっ…!