浦島太郎

次の文章は、室町時代に成立した『御伽草子』の中の「浦島太郎」の最後のシーンです。
現代の昔話では、浦島太郎は亀を助けて乙姫さまに会いますが、このお話では、助けた亀が人間の女性になり、二人は竜宮城で結婚しています。

この箱をあけてみれば(中略)、二十四、五の齢も、たちまちに変わりはてにける。さて浦島は鶴になりて、虚空に飛び上りける。
(略)
その後浦島太郎は、丹後国の浦島の明神とあらはれ、衆生済度したまへり。亀も、同じ所に神とあらはれ、夫婦の明神となりたまふ。めでたかりけるためしなり。

浦島太郎は箱を開けて最後にどうなったでしょうか。30文字以内で簡潔に答えてください。

答 年をとった後鶴になり、妻の亀と共に神様となった。

「めでたかりける」というおめでたいお話です。
ではなぜ、現代版ではめでたい部分はカットされてしまったのでしょうか。「約束を破ったら、どんな良いことをしても全て終わりだ」と子供たちに伝えたかったのでしょうか……。