溺愛上手の遥くん


翌朝。

教室に着くと、まだ遥くんはいない。

荷物を整理していると、


「早いねー、明日奈」


そう言って後ろから抱き締めてきたのは、言うまでもなく遥くんだった。


「ひゃっ」

「おはよー」


頬にキスを落としてきた。

頭は大混乱。


「さすがに朝からアツアツすぎた?」

「…うん」

「ははは、顔真っ赤じゃん!」

「遥くんのせい!」

「はいっはい」


90°の位置に来て、


「今日も可愛いね、好きだよ明日奈」


と平然と言ってくる。