☆SSSクラスのわがまま王子様☆超エリート男子たちの専属お世話係になりました☆


「すっごい似合う! 陽菜ちゃん、正統派メイドって感じ!」

「これでお帰りなさいませって言われたら、他クラスの男子もイチコロだよ!」

「もーっ! みんなからかわないでよぉ……っ」

顔から火が出そうなくらい照れていると、今度は調理室で試作をしていた男子たちが、お盆にプレートを乗せて意気揚々と戻ってきた。

「おーい、メニューの試食会するぞ! 特製『オムライス・愛情たっぷりケチャップアート付き』だ!」

ブルーシートの上にみんなで車座になって座り、スプーンを片手に試食が始まる。

「ん! 卵ふわふわで美味しい!」

「だろ? 卵にマヨネーズを少し混ぜてふんわりさせる裏技を使ったんだぜ」

「えー、すごい! あとさ、メイド喫茶なんだから、お客さんの目の前でケチャップでお絵描きするサービスは絶対入れようよ!」

「いいね! それなら原価0円で付加価値爆上がりじゃん!」

みんなでワイワイとアイデアを出し合っていると、ふと、クラスの男子の一人が少しだけ不安そうな声を出した。

「……でもさ。やっぱり、α組には勝てないのかな」