☆SSSクラスのわがまま王子様☆超エリート男子たちの専属お世話係になりました☆


ロイヤル棟のリビングに戻ると、そこにはすでに信じられない光景が広げていた。

ローテーブルの上に飾られていたのは、私が以前「食べてみたいな」とポロッと呟いていた、超高級ホテルのプレミアム苺タルト!
そして、可愛らしいリボンがかけられた箱。

「わぁぁ……っ! これ、あの予約一年待ちの苺タルトですか……!?」

藍里先輩が私の隣にちょこんと座り、箱の中から取り出したものを私の髪に優しく飾ってくれた。
キラリと光ったのは、小さなダイヤモンドみたいな石が散りばめられた、ピンクゴールドの苺モチーフのヘアピン。

「陽菜ちゃんの努力が実ったお祝い! ずっと頑張ってたもんね、はい、僕からのプレゼント♡」

「えっ、あ、藍里先輩……! こんな高級なもの、頂けません……っ!」

「ダメ! 陽菜ちゃんのために選んだんだから、受け取って?」

天使のような笑顔で耳元に顔を近づけられ、ドキッと胸が跳ね上がる。
すると、反対側から蓮先輩が私の手首をキュッと掴んだ。

「藍里だけずるいっつーの。俺からのご褒美は、コレ」

そう言って蓮先輩が私の手首に巻きつけてくれたのは、華奢なシルバーのブレスレット。

「これ、俺がデザインした特注品。……お前がピンチの時、いつでも俺が駆けつけてやる。俺の『特別』の証だからな」

手首に残る熱と、蓮先輩の情熱的な瞳。

「れ、蓮先輩まで……っ」と顔を赤くしていると――。

「……お前ら、調子に乗るな」

ぐいっと強い力で腕を引かれ、私はそのまま朔先輩の膝へと抱え上げられた。

「えええ!?」