☆SSSクラスのわがまま王子様☆超エリート男子たちの専属お世話係になりました☆


「おい……蓮。陽菜に気安く触るな」

横から割り込んできた朔先輩が、私の手を引いて自分の方へと引き寄せた。

朔先輩の瞳は、メラメラとした炎で燃え盛っているみたいに見える。

「なんだよ朔。減るもんじゃねぇだろ。陽菜も嬉しそうだったし」

「僕も陽菜ちゃんに似合うイヤリング選んだよ〜! 朔、独り占めしないで!」

「ダメだ。陽菜に一番似合うものを選ぶのは……俺だ」

ちょっと待って、三人とも!
モール内のカフェのテラス席で、イケメン三人が私を巡ってバチバチと火花を散らしている。

周りの女子中高生たちが「きゃーっ! ドラマみたい!」と大興奮でこっちを見ているよ……!


スイーツショップで頼んだ「イチゴたっぷりのスペシャルパフェ」をみんなで食べるときも、

「ほら陽菜、口開けろ。イチゴ食わせてやる」と、あーんで食べさせようとする朔先輩。

「ずるい! 僕もアイスあげる!」とスプーンを差し出す藍里先輩。

「お前らガキかよ……ほら陽菜、口元に生クリームついてるぞ」と、指で優しく拭い取ってくれる蓮先輩。

(もうダメ……! 心臓が持たない……っ! 助けてお母さん!!)

三人三様の優しさとキュン攻撃に、私の頭は完全にパニック状態。

だけど……みんなが私を「一人の女の子」として大切に扱ってくれているのが嬉しくて、胸の奥が温かい幸せでいっぱいになっていく。

「みんな、今日は本当にありがとうございます。こんな素敵な服も着せてもらえて……私、すごく楽しいです!」

私がパフェを食べながら満面の笑顔を見せると、三人とも一瞬パッと口ぐもり、照れくさそうに同時に視線やお顔を逸らした。

「……バカ。笑顔が可愛すぎ……」

「もう、陽菜ちゃん反則……!」

「……明日から、覚悟しておけよ、陽菜」