☆SSSクラスのわがまま王子様☆超エリート男子たちの専属お世話係になりました☆


やってきたのは、中高生にも人気の高い大型ショッピングモール。
休日の人混みの中を歩いていると、すれ違う人たちが次々と立ち止まり、私たちを振り返る。

『ねえ見て、あのグループ凄くない……!?』

『モデルの撮影? 男の人たち全員イケメンなんだけど!』

『あの子もめちゃくちゃ可愛い! アイドルのグループかな?』

(ひやぁぁぁ……! 視線が痛いよ〜っ!)

人混みと視線に酔いそうになって、私がくらくらと足元をふらつかせた、その時だった。

「……危ねぇな。離れるなよ」

サッと横から伸びてきた大きな手が、私の指をすり抜け、ぎゅっと強く握り締められた。
力強くて、温かい手。

……朔先輩だ。

「せ、先輩……!? 手……っ!」

「迷子予防だ。文句あるか?」

朔先輩はそっぽを向いているけれど、繋がれた手から先輩の熱い体温がダイレクトに伝わってきて、胸が爆発しそうになる。