ここから、私にとって夢のような、だけど怒涛のトータルプロデュースが始まった。
まずは、お花の良い香りがする温かいスチーマーを顔に当てて、お肌をもちもちのぷるぷるにする。
「痛かったら言ってね」と、藍里先輩が細い指で優しくフェイスマッサージをしてくれると、日頃の勉強の疲れやクマが、嘘みたいに消えていく。
次はメイク!
「陽菜ちゃんの黒目がちな可愛い目を生かすために、アイシャドウは優しいピンクブラウン。涙袋には、ほんのりゴールドのラメを乗せて……」
パタパタと柔らかいブラシが肌を撫でるたび、良い香りと共に、鏡の中の自分がどんどん変わっていく。
リップは、プルンとサクランボみたいに潤うローズピンク。
そして、仕上げは蓮先輩の衣装チェック!
「うーん、このフリフリすぎるのは陽菜のイメージじゃないな。……これだ。白のボウタイブラウスに、ラベンダー色のチュールスカート。上品で、男が思わず守りたくなるような清楚系で決まりだな」
着替えを済ませ、姿見の前に立った時。
「……これ、本当に私……?」
そこにいたのは、いつもの地味でダボダボ制服の私じゃなかった。
ひっつめお団子眼鏡でジャージな私でもなかった。
藍里先輩がアイロンで可愛く巻いてくれた、ふわふわのハーフアップの髪型。
うるうるした大きな瞳。
お嬢様みたいに清楚な服を着た、まるで雑誌のモデルさんみたいな女の子が立っている。
え、可愛すぎる……。
思わず手を鏡に向かってぱたぱたさせると、鏡の中のも美少女も、こちらにむかって手を振っている。
まずは、お花の良い香りがする温かいスチーマーを顔に当てて、お肌をもちもちのぷるぷるにする。
「痛かったら言ってね」と、藍里先輩が細い指で優しくフェイスマッサージをしてくれると、日頃の勉強の疲れやクマが、嘘みたいに消えていく。
次はメイク!
「陽菜ちゃんの黒目がちな可愛い目を生かすために、アイシャドウは優しいピンクブラウン。涙袋には、ほんのりゴールドのラメを乗せて……」
パタパタと柔らかいブラシが肌を撫でるたび、良い香りと共に、鏡の中の自分がどんどん変わっていく。
リップは、プルンとサクランボみたいに潤うローズピンク。
そして、仕上げは蓮先輩の衣装チェック!
「うーん、このフリフリすぎるのは陽菜のイメージじゃないな。……これだ。白のボウタイブラウスに、ラベンダー色のチュールスカート。上品で、男が思わず守りたくなるような清楚系で決まりだな」
着替えを済ませ、姿見の前に立った時。
「……これ、本当に私……?」
そこにいたのは、いつもの地味でダボダボ制服の私じゃなかった。
ひっつめお団子眼鏡でジャージな私でもなかった。
藍里先輩がアイロンで可愛く巻いてくれた、ふわふわのハーフアップの髪型。
うるうるした大きな瞳。
お嬢様みたいに清楚な服を着た、まるで雑誌のモデルさんみたいな女の子が立っている。
え、可愛すぎる……。
思わず手を鏡に向かってぱたぱたさせると、鏡の中のも美少女も、こちらにむかって手を振っている。


