☆SSSクラスのわがまま王子様☆超エリート男子たちの専属お世話係になりました☆


視線がいきなり高くなって、頭がくらくらする。
至近距離にある朔先輩の顔を、私はまじまじと見つめてしまった。

「陽菜。お前は今日から、どこにいても俺の特別だ。全校生徒の前で、お前が俺たちの『専属』であることを証明してやる。……もう、誰にもお前を傷つけさせない」

そして私の耳元で、低く、狂おしい声が鼓膜を揺らす。

私は理解が追い付かず、「え」とか「あの」とかしか言えないまま。

専属って。
証明するって。

学校ではただの庶民として、絶対みんなには内緒にしないといけないのに。

冷たい雨の降る旧校舎で、絶対君主の腕に抱かれながら、私のこれまでの『穏やかな学園生活』は、本当の意味で終わりを告げたんだ。