「いや、ちょっと浮かれ過ぎてた」
「やめてよ、恥ずかしい」
睨むと、じいちゃんがさらに楽しそうに笑う。
「それより、じいちゃん、亀井さんと知り合いなの?」
すずらんの花屋を教えてくれたのが亀井さんだと伊織くんが言っていたことを思い出す。
「ああ、昔の同級生でな。
ばあさんの親友だよ」
「そうだったんだ……」
納得した瞬間、はっとする。
「って、こんなことしてる場合じゃない! 伊織くん!」
「はい」
「今すぐパーティの準備しよう!
夜には間に合う! とりあえず黒井さん呼んで!」
そう言った瞬間──
「お呼びですか?」
ひょこっと黒井さんが顔を出した。……なんでいるの。いや、もういいや。
「黒井さん、今日亀井さんの誕生日なんです」
「はい、存じてますよ。プレゼントも用意済みです」
「さ、さすがです……」
黒井さんは完璧で、伊織は忘れてて、じいちゃんは笑ってて。
この空気、なんかすごく好きだな。
「やめてよ、恥ずかしい」
睨むと、じいちゃんがさらに楽しそうに笑う。
「それより、じいちゃん、亀井さんと知り合いなの?」
すずらんの花屋を教えてくれたのが亀井さんだと伊織くんが言っていたことを思い出す。
「ああ、昔の同級生でな。
ばあさんの親友だよ」
「そうだったんだ……」
納得した瞬間、はっとする。
「って、こんなことしてる場合じゃない! 伊織くん!」
「はい」
「今すぐパーティの準備しよう!
夜には間に合う! とりあえず黒井さん呼んで!」
そう言った瞬間──
「お呼びですか?」
ひょこっと黒井さんが顔を出した。……なんでいるの。いや、もういいや。
「黒井さん、今日亀井さんの誕生日なんです」
「はい、存じてますよ。プレゼントも用意済みです」
「さ、さすがです……」
黒井さんは完璧で、伊織は忘れてて、じいちゃんは笑ってて。
この空気、なんかすごく好きだな。



