向日葵は彩る君に恋をした

それから最近は同じベッドで眠るようになり二人で並んで寛ぐ。

「このヘアオイルいいよなー」

そう言って私の髪に優しく触れる。

「伊織くんもお揃いだね」

最近は二人でこのヘアオイルを使っている。指先でそっと髪に触れると、伊織くんが目を細めた。

「葵」

少し低くて甘い声。愛おしそうに見つめる瞳。さらりとした茶色の髪に指を絡めると、ラベンダーの匂いが香る。その髪の柔らかさも、近さも、全部が愛おしい。抱き寄せられ唇が触れ合い目が合った瞬間、胸の奥から小さく声が漏れる。

「……伊織」

名前を呼ぶと、彼は息を呑んだように私を見る。

「……呼び捨て、やばいな」

余裕のない顔。その表情が、たまらなく好き。

「大好き」

「ん……俺も」

抱きしめ合ったまま目を閉じる。ラベンダーの香りがふたりの間にふわりと広がって、心まで溶け合うようなそんな甘い夜だった。