向日葵は彩る君に恋をした

「ほらほら、次!王様だーれだ!」

山田が勢いよく声を上げる。

「あ、私!」

千夏が手を挙げた。

「じゃあ──
1番が5番の良いところを3つ言ってからのツーショット!」

なんだそのお題は、と内心つっこみつつ。

「俺だ!」

山田が元気よく手を挙げる。そして─弓弦くんが、恐る恐る手を挙げた。初対面でこれはハードル高いんじゃ……と思ったけれど。

「食べ方がきれい!
笑った顔かわいい!
手土産のセンス最高!」

山田は即答。弓弦くんは恥ずかしそうに頬をかいた。

「よし、ほら弓弦!ラブラブツーショット撮ろうぜ!」

「え、え!?」

動揺しつつも、二人でピース。スマホでパシャリ。

「いい感じ!」

私が笑う。

「ってか、みんなで撮ろうよ!写真撮ってないじゃん!」

千夏が言い出す。

「撮りましょう!九条様と写れるなら光栄の極み」

麻美が拝むように手を合わせる。みんなで集まって写真を撮る。伊織くんは、照れくさそうに笑っていた。