約束の日。頼まれたダリアを抱えて向かった先は、綺麗な洋風の家だった。外観からして、かなりのお金持ちだとわかる。ピンポーンとインターホンを押すと、ふわりとレースのエプロンを揺らした綺麗な女性が出てきた。
「初めまして。薬師丸さんの紹介で参りました。
日向 葵と申します」
丁寧に頭を下げる。
「あら、随分と可愛らしいですね。
よろしくお願いします。浅葱弓弦の母です。どうぞ中へ」
柔らかい声と優しい笑顔。可愛いお母さんだな、と思う。案内された部屋の先には、白いシャツに黒髪の青年が、静かに花をいけている姿があった。ふとこちらを見て、ふわりと微笑む。
「初めまして。浅葱 弓弦と申します。
わざわざご足労いただきありがとうございます。よろしくお願いします」
綺麗に頭を下げるその所作は、年齢以上に落ち着いていた。
「日向 葵です。よろしくお願いします」
慌てて頭を下げ返す。浅葱くんは少しだけ目を細めて、こちらを見つめた。
「貴女が……伊織くんの」
意味深な視線。その一言に、空気がわずかに張りつめる。
「初めまして。薬師丸さんの紹介で参りました。
日向 葵と申します」
丁寧に頭を下げる。
「あら、随分と可愛らしいですね。
よろしくお願いします。浅葱弓弦の母です。どうぞ中へ」
柔らかい声と優しい笑顔。可愛いお母さんだな、と思う。案内された部屋の先には、白いシャツに黒髪の青年が、静かに花をいけている姿があった。ふとこちらを見て、ふわりと微笑む。
「初めまして。浅葱 弓弦と申します。
わざわざご足労いただきありがとうございます。よろしくお願いします」
綺麗に頭を下げるその所作は、年齢以上に落ち着いていた。
「日向 葵です。よろしくお願いします」
慌てて頭を下げ返す。浅葱くんは少しだけ目を細めて、こちらを見つめた。
「貴女が……伊織くんの」
意味深な視線。その一言に、空気がわずかに張りつめる。



