スイーツマジック!

「はぁぁ 〜 」

「疲れたぁ 〜 」


引っ越して数日が経った頃、この家から学校へ行くのも慣れてしまっていた。
一人暮らしって結構大変だな 〜
ちょっと散歩行ってこよ!

っと外に出て三十分 …
家に帰ってくると …


「? … えっと 〜」


家のまえで倒れている、男の子達がいるではありませんか!?
5人 …
同じぐらいの年齢かな …
よく見るとイケメンとかいっぱいいる 〜
どうしたんだろ  〜
どっかの汚い水飲んで倒れたのかな 〜

服はボロボロで、どことなく清潔ではないよね 〜
とりあえず、中に入れないといけないのか …
運ぼうとすると、


「あれ … 意外と重かった … 〜  そりゃ男子は重いか 〜」


っと意外と口に出てしまっていた。
何とか家に運び入れると、ある一人の子がうなされていることに気づく。


「 … これやばいやつ … !? 起こさなきゃいけないやつ … !? 」


あたふたしていても何も変わらないので、
どことなく寂しそうだったから、その子を抱きしめてあげた。
寂しいきもち、私にもわかるから …

ここに味方がいるよって教えてあげるように。
それで私も助かったから。


数分経つと抱きしめていた子が起きた。
もう良いかな、っと思い、離すと、
その子のお顔が真っ赤になっていた。

なんでだろう?

「 ? 」

「///」


は っ ! もしや、熱中症 !? それはまずい !


「か、体熱い? 氷持ってこようか!?」


また一人であたふたしていると、その男の子は静かに顔を振った。

あ、よかった 〜。


その子は周りを見渡すと、


「あれ?僕たち、確か … 」

「君たち、私の家の前で倒れてたんだよ」

「えっ! そうだったんですか!? すみません、 すぐ、行きます … ! 」


っと行ってその子は他の男の子達を連れて行こうとしたが、


「あっ! 待って! 君たち、家はある?」

「えっと … 」

「なさそう」

「この家に、住んだら!」

「え! 良いんですか!」

「うん!」

「ありがとうございます!」


案外簡単に受け入れたな …
まいっか!
久しぶりに、人とご飯食べれそうかな …
っとワクワクしている自分がいた。


「えっと、ちなみにお名前は …」

「私は、酒月華奈 !  あなたは? 」

「えっと … 僕は稲寄神楽です」


「そうなんだ! よろしくね!」


すると、他の男の子も起きてきた。

「う、ううん」

「あれ?ここどこ?」

戸惑う彼らに、神楽くんが説明すると、みんな、納得したように頷いた。

「ありがとうございます。」

「いえいえ!あと、タメでいこ!接しやすいし!」

「良いんですか! …  じゃなくて … いいの?か …。 それはともかく!自己紹介してくね。まずは俺だね。上杉凛翔だよ。」

「私が、桐谷玲央です … 」

「俺は、釘崎隼人だ! よろしくな!」

「氷室史音です … 」


凛翔くん、玲央くん、隼人くん、史音くん、か!よし覚えた!

夕飯は私が作った。
お味はどうかな …
って心配したけど、ご満足のようだった。


「っ ! かななの作った料理美味しい!」


「うん、華奈の作った料理は世界一だね。」


「華奈さんの作った料理、とっても美味しいです。」


「華奈の料理うめぇ ー !」


「かなっちの料理美味しい … 」


よかった …
呼び名が変わっていると思うのだが、まぁそこは気づかないふりをしておこう。