浅野くんの裏の顔。

心の中で自分を褒め称える。 

「あ、あはは。ごめんなさい。友達が欲しくって、つい。えへへ。」

「あらそう。ならわたしと友達になる?」

え、ええっ!?

思ってもみないことに目を見開いた。

「い、いいの…!?」

「ちょっ、ちょっと苦しいわよ!」

喜びのあまり抱きついてしまった。

「ふー。落ち着きなさいっ」

「ふふふ。ごめんなさーいっ」

にこにこしながら離れる。

ふっふー。わたしも友達1人はできたっ!

ぼっちではなくなった!

えらいっ!

「わたし、かすみ!よろしくね!」

「わたしはれいらよ。よろしくね」 

ぎゅっとれいらちゃんの手を握った。

お母さん、友達できたよ。と心の中でつぶやいた。