パタン、と静かにドアが閉まり、あいつの気配が完全に消えた。
その瞬間。
「……ッ、クソ……!!!」
俺はベッドの上に頭から倒れ込み、枕に顔を思いっきり押しつけて、声にならない絶叫をあげた。
熱はすっかり下がっているはずなのに、顔から火が出るんじゃないかってくらい、頭が異常に熱い。
「……なんでお前がいんの、じゃねぇよ俺……!!」
記憶が飛んでいるなんて、100%大嘘だ。
昨夜、自分がどれだけダサくて、情けなくて、頭のおかしい行動をとったか、1から10まで全部ハッキリと覚えている。
一ノ瀬の奴が放送室であいつに告白したのをLINEで知って、嫉妬で脳の血管がブチ切れそうになって知恵熱が上がったこと。
大急ぎで帰ってきた結愛に汗を拭かれて、その指先の冷たさにゾクゾクして理性が完全に消し飛んだこと。
そのままベッドに引きずり込んで、はだけた胸元に抱きすくめながら、「俺のものだ、どこにも行くな」
なんて熱病の勢いでガチ告白したこと。
そのあとも、あいつを抱き枕みたいに両手両足でがっちりホールドしたまま、一晩中添い寝したこと。
……全部、一文字残さず記憶にある。
その瞬間。
「……ッ、クソ……!!!」
俺はベッドの上に頭から倒れ込み、枕に顔を思いっきり押しつけて、声にならない絶叫をあげた。
熱はすっかり下がっているはずなのに、顔から火が出るんじゃないかってくらい、頭が異常に熱い。
「……なんでお前がいんの、じゃねぇよ俺……!!」
記憶が飛んでいるなんて、100%大嘘だ。
昨夜、自分がどれだけダサくて、情けなくて、頭のおかしい行動をとったか、1から10まで全部ハッキリと覚えている。
一ノ瀬の奴が放送室であいつに告白したのをLINEで知って、嫉妬で脳の血管がブチ切れそうになって知恵熱が上がったこと。
大急ぎで帰ってきた結愛に汗を拭かれて、その指先の冷たさにゾクゾクして理性が完全に消し飛んだこと。
そのままベッドに引きずり込んで、はだけた胸元に抱きすくめながら、「俺のものだ、どこにも行くな」
なんて熱病の勢いでガチ告白したこと。
そのあとも、あいつを抱き枕みたいに両手両足でがっちりホールドしたまま、一晩中添い寝したこと。
……全部、一文字残さず記憶にある。



