すー、すー、と、私の鎖骨のあたりに熱い吐息を規則正しく吹きかけながら、彼はそのまま完全に寝落ちしてしまったのだ。
「え……っ、嘘、でしょ……?」
完全に抱き枕状態にされて、指一本すら動かせない。
起こそうと思って彼の顔を覗き込んだけれど、すやすやと眠る零くんの睫毛は長くて、
学校でのツンとした俺様王子とは別人のように幼くてピュアで、どうしても起こすことができなかった。
(どうしよう……これ、おじさんが帰ってきたらどう言い訳すればいいの……っ!?)
結局、おじさんが朝まで帰ってこなかったのは不幸中の幸いだったけれど、私は制服のまま、
零くんの熱い体温と甘いシャンプーの香りに一晩中閉じ込められることになってしまった。
繋がれた身体から伝わる激しい鼓動のせいで、私の心臓のメーターは夜が明けるまで一秒も休むことなく、
うるさい音を立ててドクドクと鳴り響いていた――。
「え……っ、嘘、でしょ……?」
完全に抱き枕状態にされて、指一本すら動かせない。
起こそうと思って彼の顔を覗き込んだけれど、すやすやと眠る零くんの睫毛は長くて、
学校でのツンとした俺様王子とは別人のように幼くてピュアで、どうしても起こすことができなかった。
(どうしよう……これ、おじさんが帰ってきたらどう言い訳すればいいの……っ!?)
結局、おじさんが朝まで帰ってこなかったのは不幸中の幸いだったけれど、私は制服のまま、
零くんの熱い体温と甘いシャンプーの香りに一晩中閉じ込められることになってしまった。
繋がれた身体から伝わる激しい鼓動のせいで、私の心臓のメーターは夜が明けるまで一秒も休むことなく、
うるさい音を立ててドクドクと鳴り響いていた――。



