『隠れモテ美少女と俺様王子の365日同居生活。〜学校一の俺様王子は、裏でモテすぎてるらしい私を絶対に離さない〜』


学校では誰も寄せ付けない、容赦ない俺様王子。

その彼が、至近距離で冷酷に私を見下ろしている。

(明日から学校でファンに消されるかもしれない……!)

恐怖で身を強張らせる私を置いて、零くんはスタスタと廊下を歩いていく。

真面目にその後ろを追うと、廊下の突き当たりで、彼は不意に足を止めた。

くるりと振り返った零くんの瞳は、まるで獲物を見つけた本物の「狼」みたいにギラリと光っていて――。