「……九条がいないなら、今、俺が結愛を奪っちゃってもいいよね?」
「ひゃっ……! 陸くん、離れて……っ」
驚いて身を引こうとしたけれど、背中が機材のラックに当たって逃げられない。
いつもならここで零くんが助けに来てくれるのに、今日は誰も来ない。
焦った私は、無意識に手元を滑らせ、機材のメインスイッチに触れてしまった。
カチッ、と小さな音が響く。
それは、校内全域に音声を届ける**【全校放送のマイクがONになった音】**だった。
陸くんは、私の肩を優しく掴むと、耳元で切なそうに、だけど校内中に響き渡る大音量でこう囁いたのだ。
「俺、マジで結愛のことが好きなんだ。九条なんかより、俺の方が絶対に結愛を幸せにできる。……だから、俺の彼女になってよ」
「っ……!!」
陸くんのガチ告白が、スピーカーを通じて学校中の教室や廊下へと筒抜けに響き渡っていく。
あまりの緊急事態に、私は血の気が引いて完全にフリーズしてしまった。
(どうしよう……マイクが入ったまま、陸くんに告白されちゃった……っ!?)
学校中が騒然となる中、私は大パニックの渦中に突き落とされていた。
「ひゃっ……! 陸くん、離れて……っ」
驚いて身を引こうとしたけれど、背中が機材のラックに当たって逃げられない。
いつもならここで零くんが助けに来てくれるのに、今日は誰も来ない。
焦った私は、無意識に手元を滑らせ、機材のメインスイッチに触れてしまった。
カチッ、と小さな音が響く。
それは、校内全域に音声を届ける**【全校放送のマイクがONになった音】**だった。
陸くんは、私の肩を優しく掴むと、耳元で切なそうに、だけど校内中に響き渡る大音量でこう囁いたのだ。
「俺、マジで結愛のことが好きなんだ。九条なんかより、俺の方が絶対に結愛を幸せにできる。……だから、俺の彼女になってよ」
「っ……!!」
陸くんのガチ告白が、スピーカーを通じて学校中の教室や廊下へと筒抜けに響き渡っていく。
あまりの緊急事態に、私は血の気が引いて完全にフリーズしてしまった。
(どうしよう……マイクが入ったまま、陸くんに告白されちゃった……っ!?)
学校中が騒然となる中、私は大パニックの渦中に突き落とされていた。



