『隠れモテ美少女と俺様王子の365日同居生活。〜学校一の俺様王子は、裏でモテすぎてるらしい私を絶対に離さない〜』

ご飯粒をペロリと舐めとられた衝撃の晩ご飯のあと。

お風呂を済ませてリビングに戻ると、テレビを見ていた零くんが、

冷凍庫から買っておいた『ピノ』の箱を取り出してテーブルにドンと置いた。

「おい、結愛。座れ。分けっこしてやる」

「あ、ピノだ! 食べる!」

さっきまでの意地悪な態度から一転、デザートを分けてくれる零くんに、私は素直に嬉しくなって彼の隣のソファに座った。

箱を開けると、中には綺麗に並んだアイス。

でも、そのうちの1粒を見た瞬間、私は思わず声をあげてしまった。

「あ! 見て零くん! 星の形のラッキーピノが入ってる!」

「あ? 本当だ。珍しいじゃん」

「すごーい! これ食べると良いことあるんだよね。私、これ食べてみたいなぁ……」

私が無邪気に星型のピノを見つめていると、零くんの目がギラリと意地悪く光った。