その時だった。
閉め切った放送室の窓の向こう、遥か下のグラウンドから、冷徹で鋭い視線がまっすぐに突き刺さるのを感じた。
見下ろすと、体育委員の仕事を終えた零くんが、グラウンドの真ん中で仁王立ちしたまま、
3階のこの放送室の窓をギラギラとした瞳で睨みつけていた。
周りに他クラスの女子たちがたくさんいるはずなのに、その顔は嫉妬と怒りで完全に般若のようになっている。
(……零くん、めちゃくちゃこっち見てる……っ!)
照れる様子なんて1ミリもない、ただ「俺の女に触るな」と遠隔で威嚇してくる俺様狼の視線に、
私は背筋がゾクゾクと震えた。
学校では他人のフリ、なんて言っていたのに、零くんの独占欲はとっくに限界を超えているみたいだ。
閉め切った放送室の窓の向こう、遥か下のグラウンドから、冷徹で鋭い視線がまっすぐに突き刺さるのを感じた。
見下ろすと、体育委員の仕事を終えた零くんが、グラウンドの真ん中で仁王立ちしたまま、
3階のこの放送室の窓をギラギラとした瞳で睨みつけていた。
周りに他クラスの女子たちがたくさんいるはずなのに、その顔は嫉妬と怒りで完全に般若のようになっている。
(……零くん、めちゃくちゃこっち見てる……っ!)
照れる様子なんて1ミリもない、ただ「俺の女に触るな」と遠隔で威嚇してくる俺様狼の視線に、
私は背筋がゾクゾクと震えた。
学校では他人のフリ、なんて言っていたのに、零くんの独占欲はとっくに限界を超えているみたいだ。



