放課後。
私はさっそく、同じクラスの陸くんと一緒に、初めての仕事のために校舎の3階にある放送室へと向かった。
窓からふと下のグラウンドを見下ろすと、そこには他クラスの女子たちに囲まれた零くんの姿があった。
首にホイッスルをかけ、ビブスを羽織った零くんは、2組の「体育委員」になったみたいだ。
相変わらず冷たい顔のまま、女子たちを冷酷にあしらっている。
学校では、クラスも、委員会も、何もかもが別々。
朝、あんなに強引に手を繋がれたのが嘘みたいに、私たちは完全に他人のフリをしてすれ違った。
(やっぱり、家の中だけの秘密なんだよね……)
少しだけ胸がチクリと痛んで、私は放送室のドアを開けた。
私はさっそく、同じクラスの陸くんと一緒に、初めての仕事のために校舎の3階にある放送室へと向かった。
窓からふと下のグラウンドを見下ろすと、そこには他クラスの女子たちに囲まれた零くんの姿があった。
首にホイッスルをかけ、ビブスを羽織った零くんは、2組の「体育委員」になったみたいだ。
相変わらず冷たい顔のまま、女子たちを冷酷にあしらっている。
学校では、クラスも、委員会も、何もかもが別々。
朝、あんなに強引に手を繋がれたのが嘘みたいに、私たちは完全に他人のフリをしてすれ違った。
(やっぱり、家の中だけの秘密なんだよね……)
少しだけ胸がチクリと痛んで、私は放送室のドアを開けた。



