だから、あいつの部屋に突撃した後のことは、半分くらい記憶が飛んでいる。
ただ、ベッドに押し倒した時のあいつの驚いた顔や、後ろからドライヤーで俺の髪を乾かしてくれた、
あの細くて柔らかい指先の感触だけは、脳裏に焼き付いて離れない。
「……乾かして、とか……俺、何言ってんだよ……」
普段の俺なら絶対に言わないような、ダサいおねだり。
のぼせて理性がぶっ飛んでいたとはいえ、あいつの前で完全に無防備に甘えてしまった自分が、クソみたいに恥ずかしくて、情けない。
今はまだ、あいつに俺の本心(大好きだってこと)を悟られるわけにはいかない。
学校でも家でも、俺様を気取って、あいつを完全に俺のコントロール下に置いておかないと、他の男に奪われそうで怖すぎるから。
「……明日からは、絶対にまともでいろよ、俺」
火照った顔を冷たい枕に埋めながら、俺は明日からの学校生活で、あいつをどうやって他の男から隔離するか、
それだけを必死に考えていた。
ただ、ベッドに押し倒した時のあいつの驚いた顔や、後ろからドライヤーで俺の髪を乾かしてくれた、
あの細くて柔らかい指先の感触だけは、脳裏に焼き付いて離れない。
「……乾かして、とか……俺、何言ってんだよ……」
普段の俺なら絶対に言わないような、ダサいおねだり。
のぼせて理性がぶっ飛んでいたとはいえ、あいつの前で完全に無防備に甘えてしまった自分が、クソみたいに恥ずかしくて、情けない。
今はまだ、あいつに俺の本心(大好きだってこと)を悟られるわけにはいかない。
学校でも家でも、俺様を気取って、あいつを完全に俺のコントロール下に置いておかないと、他の男に奪われそうで怖すぎるから。
「……明日からは、絶対にまともでいろよ、俺」
火照った顔を冷たい枕に埋めながら、俺は明日からの学校生活で、あいつをどうやって他の男から隔離するか、
それだけを必死に考えていた。



