『隠れモテ美少女と俺様王子の365日同居生活。〜学校一の俺様王子は、裏でモテすぎてるらしい私を絶対に離さない〜』

気がついた時には、私はベッドに仰向けに倒されていて、

その上から、お風呂上がりの熱すぎる零くんの体が完全に覆いかぶさっていた。

強引なベッドドン。

のぼせている彼の体温が、いつも以上に熱くて、触れている手首から全身の血が逆流しそうになる。

「っ……離して、零くん……!」

「はな……さねぇ……。お前、さ……俺の前で、そんな無防備な格好……してんじゃねぇよ、っ……」

零くんの荒くて熱い吐息が、ダイレクトに私の首元に触れる。

のぼせて酔ったみたいになって上手く言葉が回っていないのに、その瞳の奥にある独占欲には一切のブレもなくて、

ただただ本能のまま私を支配してくる。

「お、お父さんが隣の部屋にいるんだよ……?」

必死の抵抗のつもりで言った私の言葉に、零くんは私の首元に顔を埋めたまま、フッと低く笑った。

「親父なら……もう寝た、っ……。だから、ここで俺が、お前にどんなことしたって……誰も、助けに来ない、よ……?」

「んっ……」

「女の子だからって……手加減、できねぇ……っ。これ以上、俺を焦らせんな……あ、ぁ……っ。俺、お前限定で……マジで理性が、もたねぇから……っ」

そう掠れた声で囁きながら、零くんの自由な方の手の指先が、私の唇をなぞるようにゆっくりと触れた。

あまりの熱量に私が息を呑んだ、その時。