エリート同期は私の初恋でした

「そういえば。」

渚が口を開く。

「この前、駅前にバスケショップできてたよ。」

「えっ、本当?」

私が反応すると、

「ほら。」

一ノ瀬が笑う。

「やっぱり食いついた。」

「だって気になるもん。」

「今度見に行ってみようかな。」

そう呟くと、

「俺もまだ行けてない。」

佐竹がそう言った。

「仕事帰りなら寄れそうなんだけど。」

「私も。」

自然と会話が続く。

「じゃあ今度みんなで行く?」

渚が笑いながら言う。

「いいね。」

私が頷くと、一ノ瀬も、

「俺も新しいバッシュ見たいし。」

と乗ってくる。

「佐竹は?」

「行く。」

短い返事なのに、どこか嬉しそうだった。