映えるキミと恋をする








時間ギリギリになってしまうと、走って向かえば待ち合わせ場所に、すぐ分かるようなひときわおしゃれな人が目についた。

ダボッとしたセーラー服風の長袖ブラウスにリボン……それにふわりとしたハーフパンツ。

か、可愛い。


その格好からShinonさんだと確信し迷わずその人をめがけて走ると、足音に反応してこちらを向いてくれ、手を振ってくれる。
私も振りながら前髪を整えた。


「お、来た。やっほー。この間ぶり」

「お、おはようございます。すみません遅れて」


まだ時間前だよ、と言ってくれたけど……ギリギリだったから。
でも、日陰で待っててくれたみたいで良かった。


「本当に来てくれたんだね」

「え?」

「いやぁ、ぶっちゃけカメラマンの約束、トンズラしてもいいことでしょ?僕は高校生じゃないし、会う確率も低いだろうし」

「そうかもですけど……って」


高校生じゃない……?

ま、まさか中学生!?なわけないよね?なら大学生……?