スパダリの溺愛はスーツを着崩すように

「いらないそんなの…彩乃さん、俺と付き合ってくれない?」


意味が分からない…値段聞いたのに黒澤社長、絶対話聞いてない…。


「え!?どうして私なんですか?黒澤社長ならいくらでも…」



「彩乃さんがいい……そうだな…よく言い寄られるから面倒くさくて…その…」




「わかりました!彼女のフリですね、助けてもらいましたし、お礼になるのかな?」



「お礼もフリも嫌だけど……俺は彩乃さんだからいいんだ…だから今はフリでもいいけど俺、絶対離さないよ」



なんでそこまで私にこだわるのか私はまだ知らない。