「午前にした採血結果はもう出てるんだけどね、やっぱり白血病再発してると思うよ。」
「……うん」
なんとなく、いや正直自分の中では分かってはいた。再発という言葉を聞いて、ショックというよりやっぱりなっていう感じ。
愁くんは心配そうな顔で見てくるけど、私は意外と涙とかはでなかった。
「骨髄検査の方の結果が1週間後くらいにでるから、その結果でどれくらいの進行度なのか今の状態が詳しくわかるから、そこから治療方針を決めたいならと思ってる。」
「うん。」
「だから、その結果が出るまでは退院していいよ。ただし、絶対に無理はしないこと。熱が続いてる間は仕事もだめ。そして1週間後の診察には絶対に来ること。」
「…わかった」
「ショックじゃない?」
「正直何となくわかってたから。…しょうがない。」
「美奈強くなったな。辛いことあったら何でも言っていいんだからね。」
「ありがとう。…ちょっと気持ちの整理したいから1人にさせて。」
「わかった。何かあったらナースコールな。」
「うん。」
私の頭をぽんぽんと撫でて、心配そうな顔で愁くんは出て行った。
