ふと目が覚めて辺りを見渡すと、病室だった。
検査が終わって泣きまくってたはずだけど、安静にしてる間に多分寝ちゃったんだ。
熱もあるし、泣き喚いたりもしたからか、体は重たくて気分が悪いのは変わらない。
時計を見ると午後の3時。
お昼ご飯も食べてないけど、お腹も空かない。
なんか午前の出来事が多すぎて放心状態でぼーっとしているとカーテンが開いた。
入ってきたのは健斗さん。
「お!美奈ちゃん起きたね。」
「……」
「気分はまだあんまり良くないよね。午前中はごめんね。色々と強引に検査しちゃって本当に申し訳ない。けど、本当に美奈ちゃんをいじめたいとかそういうのではなくて、美奈ちゃんの味方ってことだけはわかって欲しい。」
いつも笑ってる健斗さんが、真剣な悲しそうな顔で話してきて、私もなんだか申し訳ない気持ちなる。
全部私のためなんだってことはわかってる。
「私の方こそ、わがままばっかりでごめんなさい。健斗さんは何も悪くない。…私が全部悪いんです。」
「美奈ちゃんは何も悪くないよ。頑張ったもん。でも検査が嫌だとかそういう素直な気持ち言ってくれて、嬉しいよ。いつでもみんな美奈ちゃんの気持ち受け止めるから、我慢しないで何でも言って。」
「…グズッありがとうございます。」
健斗さんの優しさに涙が出てくる。
