好きになったのは大嫌いな先生


そんなこんなで明日から想定外の検査入院が決まってしまった。仕事も何日か休まないといけないってことだよね。
職場の人に迷惑かけないように、引き継ぎとかいろいろしておきたいかも…

「ねぇ、今日は家帰ってもいい?明日からちゃんと入院するから。」

「家帰って何するの?」

「何するって…入院の準備もしたいし、仕事何日か休むから引き継ぎとかもしたい。愁くんの家に泊まるのも申し訳ないし、家でゆっくり休むよ。」

「その顔色の悪さで1人にさせるの不安だな。でも美奈の仕事は子供関わる仕事だし、引き継ぎ必要なことも分かる。」

「え?…分かってくれるの?」

てっきり仕事なんていいから休めとか行ってくると思ってたからちょっと拍子抜け。

「なんだよ、それ。俺だって美奈を困らせたいわけじゃない。小学校の先生をしている美奈すごいなと思うよ。だから、無理はしないことと明日絶対に逃げたりしないって約束できるなら今日は帰ってもいいよ。」

「…グズッ愁くんありがとう。」

優しさに涙が出てくる。

「泣き虫なのは本当に昔と変わらないな。」

その後、家まで送ってもらっていろいろと準備をすることができた。