好きになったのは大嫌いな先生


今日も明日の準備をして、気づけばもう時計は20時。職員室には4歳年上の綺麗で頼れて仕事のできる先輩、ゆか先生と2人っきり。

「みな先生もうほどほどにして帰ったら?」

ゆか先生が心配して声をかけてくれた

「んー…けどこれこれやってしまわないと明日困るんですよね。やらなかったら結局自分の首を絞めるだけだし。…それよりゆか先生こそ最近残業多いし、早く帰って下さいね?」

「明日の心配とか私の心配なんかより、自分の体の心配した方がいいんじゃない?最近顔色悪いよ??昼ごはんも全然食べてないみたいで、痩せてく一方だしさ。体調でも悪いの?」

やばい、体調イマイチなのバレてる。

「そんなことないですよ!?でも流石に子供達のあの無限の体力にはついていけない歳になってきましたね。笑 ただ少し疲れてるだけで私は元気です!!!明日は子供達の健康診断あるからその準備だけ済ませて帰りますね」

「ほんとに大丈夫ー??無理しないでよ?体調悪かったらいつでも言って」

私の作り笑顔を見て疑う顔をしてるゆか先生。全部見透かされてる気がして先生の顔を見れない。

「大丈夫です!これでもゆか先生よりも若いですから!笑」

「もうっ!年の話はしたらだめだよ。じゃぁ、私先に帰るね。お疲れさま」

そう言ってゆか先生は先に帰った。

「…はぁー…」

職員室はシーンと静まりかえって自分のため息だけが響き渡る。