階段をゆっくりと降りてゆく。
行く場所も見つからず、教室に戻り授業を受けた。
授業なんかどうでもいいのに、屋上に戻る勇気も出ない。
どうしたら良いか分からずに、机に顔を伏せているとポケットの中のスマホが震えた。
頭の中に凪くんの顔が浮かぶ。
授業中なんて関係ない。
慌ててポケットからスマホを取り出すと、画面を見た。
ユリさんからのメッセージだ。
『何かあったの?』
ユリさんの方に視線を移すと、心配そうにこちらを見ている。
すぐに返事を返す。
『凪くんを傷付けてしまって……』
『それ、私に言う?』
『えっ』
『私、凪くんの事好きなんだよ? 凪くんが辛い思いしてるのは、我慢出来ないよ!ごめん!』
突然ガタッと音を立てて、席を立ち上がったユリさん。
「先生お腹がめちゃくちゃ痛いので、トイレ行ってきます!」
「大丈夫か?とりあえず、急げ!」
それだけ言うと、教室から走り去ってしまった。
数秒後にスマホが震える。
『凪くんどこなの?』
凪くんとユリさんが二人きりになるなんて怖い。でも、私に止める権利なんて無い——
『屋上です』
返事はいつまでたっても来ない。
きっと、ユリさんは屋上にいるのだろう。
やばい。泣きそうだ。
凪くんもこんな気持ちだったのだろうか。
頭がおかしくなってしまいそうだ。
チャイムが鳴り響き、慌てて席から立ち上がる。
屋上に向かって、走り始めてやっと気付いた。
もしも、凪くんとユリさんが——
嫌な想像が脳裏に浮かび、足が止まる。
行く場所も見つからず、教室に戻り授業を受けた。
授業なんかどうでもいいのに、屋上に戻る勇気も出ない。
どうしたら良いか分からずに、机に顔を伏せているとポケットの中のスマホが震えた。
頭の中に凪くんの顔が浮かぶ。
授業中なんて関係ない。
慌ててポケットからスマホを取り出すと、画面を見た。
ユリさんからのメッセージだ。
『何かあったの?』
ユリさんの方に視線を移すと、心配そうにこちらを見ている。
すぐに返事を返す。
『凪くんを傷付けてしまって……』
『それ、私に言う?』
『えっ』
『私、凪くんの事好きなんだよ? 凪くんが辛い思いしてるのは、我慢出来ないよ!ごめん!』
突然ガタッと音を立てて、席を立ち上がったユリさん。
「先生お腹がめちゃくちゃ痛いので、トイレ行ってきます!」
「大丈夫か?とりあえず、急げ!」
それだけ言うと、教室から走り去ってしまった。
数秒後にスマホが震える。
『凪くんどこなの?』
凪くんとユリさんが二人きりになるなんて怖い。でも、私に止める権利なんて無い——
『屋上です』
返事はいつまでたっても来ない。
きっと、ユリさんは屋上にいるのだろう。
やばい。泣きそうだ。
凪くんもこんな気持ちだったのだろうか。
頭がおかしくなってしまいそうだ。
チャイムが鳴り響き、慌てて席から立ち上がる。
屋上に向かって、走り始めてやっと気付いた。
もしも、凪くんとユリさんが——
嫌な想像が脳裏に浮かび、足が止まる。



