「……颯さん?」
「……ん?」
「……あの」
「……そういえば、昨日何してた?」
えっと、昨日は颯さんに会った後。
「……プリン食べました!」
「プリンって甘いよね」
そう言いながら、ポケットから棒付きの飴を取り出した颯さん。
「コーラ味、あげる」
「……ありがとうございます」
飴を受け取ると、胸ポケットにしまう。
「……で、本題に入ってもいい?」
「あ、はい!」
「……美月ちゃんってさ、子供の時どんな子だった?」
「は?」
颯さんは、困った表情を浮かべておでこに手を置いた。
「こっちは、真面目に聞いてるんだけど?」
「あっ。すいません。えと、、、」
「うん」
「……大人しい感じです」
「ふーん。とりあえず飴でも食べなよ?」
逃げ場がない。
胸ポケットから、飴を取り出すと包装を剥がす。そのまま飴を口に入れた。
甘さが口の中に広がっていく。
「いい子」
颯さんの手が伸びて来て、髪を撫でる。
飴を口から出した。
「そういうの、止めて下さい!」
「何で?」
「……何でって」
「……カリカリしてたら、嫌われちゃうよ?」
そんな事を笑顔で言ってくる。
——嫌われるか。
「……子供の時の記憶で、忘れられない事ってある?」
時間が止まる。
だって、忘れられない記憶なんて沢山有るから。しかも、それを思い出したくもない。
「……ん?」
「……あの」
「……そういえば、昨日何してた?」
えっと、昨日は颯さんに会った後。
「……プリン食べました!」
「プリンって甘いよね」
そう言いながら、ポケットから棒付きの飴を取り出した颯さん。
「コーラ味、あげる」
「……ありがとうございます」
飴を受け取ると、胸ポケットにしまう。
「……で、本題に入ってもいい?」
「あ、はい!」
「……美月ちゃんってさ、子供の時どんな子だった?」
「は?」
颯さんは、困った表情を浮かべておでこに手を置いた。
「こっちは、真面目に聞いてるんだけど?」
「あっ。すいません。えと、、、」
「うん」
「……大人しい感じです」
「ふーん。とりあえず飴でも食べなよ?」
逃げ場がない。
胸ポケットから、飴を取り出すと包装を剥がす。そのまま飴を口に入れた。
甘さが口の中に広がっていく。
「いい子」
颯さんの手が伸びて来て、髪を撫でる。
飴を口から出した。
「そういうの、止めて下さい!」
「何で?」
「……何でって」
「……カリカリしてたら、嫌われちゃうよ?」
そんな事を笑顔で言ってくる。
——嫌われるか。
「……子供の時の記憶で、忘れられない事ってある?」
時間が止まる。
だって、忘れられない記憶なんて沢山有るから。しかも、それを思い出したくもない。



