恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】

「……隣にいてよ」

「……はい」

急いで、手についた水分をタオルでふく。

凪くんの部屋に向かい歩いた。

ベッドに横になった、凪くんの髪を優しく撫でる。

凪くんと目が合い、形の良い唇が開いた。

「……美月。どこにも行かないでね」

「……どこにも行かないです」

「……約束だよ?」

「……はい。ずっと、凪くんの傍に居ますよ」

「……あのさ」

「……はい?」

「……美月は、颯の事好きじゃないよね?」

そんなことない——

返事をしようとしたら、寝息が聞こえた。

凪くんの目からは、涙がこぼれている。

私は、凪くんの涙を手で拭き取った。