顔を上げたかと思うと、額を手で覆う。
様子がおかしいと思った瞬間、凪くんの唇が動く。
「……誰?」
「……あ!ユリさんです!」
凪くんは、疲れ切った表情で溜め息を漏らす。
「……そうか」
そういえば——
今日の午前中に買い物をした時に、凪くんの好きそうなものを見付けて買ったんだった。
ソファーから立ち上がると、冷蔵庫に向かう。扉を開くと、冷たい冷気が心地良い。
私は手を伸ばすと、中に入れておいたプリンアラモードを取り出した。
「……凪くん」
「……どうしたの?」
「……今日、買い物行った時、凪くんが好きそうなの見付けて買っちゃったんです!」
凪くんが目を見開いたまま、こちらを見ている。
「プリンアラモードです!チェリーも乗ってますよ!」
「……僕の為に?」
「……はい」
「ありがとう」
凪くんはスプーンを受け取ると、嬉しそうにデザートを見つめている。
「美月も、一緒に食べよう」
「はい!」
私はスプーンで生クリームをすくい、口に入れた。冷たくて甘い。
凪くんも幸せそうに、頬を緩ませている。
「凪くん、嬉しそうですね!」
「嬉しいよ」
「良かったです!」
「美月が僕の事好きなの、ちゃんと分かったから……」
そう言って、凪くんは目を細める。
プリンアラモードを食べ終わり、皿を洗う。
凪くんが横に移動してきて、あくびをひとつ。
「眠いですか?」
「……う、ん。凄く疲れた」
「寝ても大丈夫ですよ?」
そう言ったと同時に、凪くんは私の袖を引っ張った。
様子がおかしいと思った瞬間、凪くんの唇が動く。
「……誰?」
「……あ!ユリさんです!」
凪くんは、疲れ切った表情で溜め息を漏らす。
「……そうか」
そういえば——
今日の午前中に買い物をした時に、凪くんの好きそうなものを見付けて買ったんだった。
ソファーから立ち上がると、冷蔵庫に向かう。扉を開くと、冷たい冷気が心地良い。
私は手を伸ばすと、中に入れておいたプリンアラモードを取り出した。
「……凪くん」
「……どうしたの?」
「……今日、買い物行った時、凪くんが好きそうなの見付けて買っちゃったんです!」
凪くんが目を見開いたまま、こちらを見ている。
「プリンアラモードです!チェリーも乗ってますよ!」
「……僕の為に?」
「……はい」
「ありがとう」
凪くんはスプーンを受け取ると、嬉しそうにデザートを見つめている。
「美月も、一緒に食べよう」
「はい!」
私はスプーンで生クリームをすくい、口に入れた。冷たくて甘い。
凪くんも幸せそうに、頬を緩ませている。
「凪くん、嬉しそうですね!」
「嬉しいよ」
「良かったです!」
「美月が僕の事好きなの、ちゃんと分かったから……」
そう言って、凪くんは目を細める。
プリンアラモードを食べ終わり、皿を洗う。
凪くんが横に移動してきて、あくびをひとつ。
「眠いですか?」
「……う、ん。凄く疲れた」
「寝ても大丈夫ですよ?」
そう言ったと同時に、凪くんは私の袖を引っ張った。



