雑談。意味が分からない。
「昨日の女の子はどうしたんですか?」
「帰ったから大丈夫」
言葉が見つからず、黙っていると。
「俺。部屋に戻っていい?」
「へっ!開けて下さい!!」
「交渉成立」
そう言ったと同時に、颯さんは一歩前に足を進めた。
交渉成立てなに?
「雑談しようか」
「……あっ」
嵌められた感じが凄い——。
「とりあえず、ソファーに座ろう」
どう返せばいいのか分からず、颯さんの後をついていく。
横に颯さんが座る。
腕が触れそうなほど、距離が近い。
「……距離近いです」
「そう?」
颯さんはポケットに手を入れている。
何か探しているんだろうか。
不思議に思った瞬間、目の前に差し出されたのは棒付きのキャンディー。
「え?」
「あげる」
差し出されたキャンディーを断る理由も見つからなかった。
それを受け取ると、颯さんはもう一つの飴を取り出した。包装をペリッと剥がして口に含む。
「……あの、前にどこかで会った事有ります?」
「口説いてる?」
「……それは、無いです」
「昨日一緒に居たのは彼氏?」
嬉しそうに花火をしている凪くんの顔が浮かんで、頬が緩む。
「そうです」
「……ふーん」
「彼女さん。大丈夫ですか?」
「大丈夫」
「……」
「キャンディー食べないの?」
「……今は大丈夫です」
私は、いったい何をしているのだろう。
「昨日の女の子はどうしたんですか?」
「帰ったから大丈夫」
言葉が見つからず、黙っていると。
「俺。部屋に戻っていい?」
「へっ!開けて下さい!!」
「交渉成立」
そう言ったと同時に、颯さんは一歩前に足を進めた。
交渉成立てなに?
「雑談しようか」
「……あっ」
嵌められた感じが凄い——。
「とりあえず、ソファーに座ろう」
どう返せばいいのか分からず、颯さんの後をついていく。
横に颯さんが座る。
腕が触れそうなほど、距離が近い。
「……距離近いです」
「そう?」
颯さんはポケットに手を入れている。
何か探しているんだろうか。
不思議に思った瞬間、目の前に差し出されたのは棒付きのキャンディー。
「え?」
「あげる」
差し出されたキャンディーを断る理由も見つからなかった。
それを受け取ると、颯さんはもう一つの飴を取り出した。包装をペリッと剥がして口に含む。
「……あの、前にどこかで会った事有ります?」
「口説いてる?」
「……それは、無いです」
「昨日一緒に居たのは彼氏?」
嬉しそうに花火をしている凪くんの顔が浮かんで、頬が緩む。
「そうです」
「……ふーん」
「彼女さん。大丈夫ですか?」
「大丈夫」
「……」
「キャンディー食べないの?」
「……今は大丈夫です」
私は、いったい何をしているのだろう。



