恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】

花火とドリンクなどを購入して、コンビニから出る。
生温い空気が身体に纏わりついて、気持ちが悪い。
「暑いですね!」
「帰ったらネットショッピングしよお〜」
「凪くんに似合いそうなの見たいです!」
マンションに一度帰ると、バケツに水を汲む。
バケツから跳ねた水滴が頬に当たり、気持ちがいい。
バケツの中に手をつけると、ヒンヤリした感触が心地良い。
「中庭行こう〜っ!」
「はいっ!」
玄関の扉を開けると、中庭を見渡した。
さっきまで誰も居なかったはずの中庭に男女の姿が見えた。
凪くんに着いて行き、エレベーターに乗ると1のボタンを押す。
エレベーターはゆっくり動き、一階に着くと扉が開く。
火薬の匂い。
楽しそうな笑い声。
「他の人も花火してるんですね?」
「夏になると結構見るよ〜っ!」
中庭に向かうと、同じ年くらいの男女が花火をしている。